キズとヘコミの素早い板金塗装修理はお任せ下さい！　長崎市のお客様　スバルインプレッサ

2017年3月11日 2022年8月28日

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今回、スバルインプレッサの板金塗装修理の仕事が、長崎市のお客様から依頼がありました。

お客様が初めての駐車場に止めようとした際にブロック塀にぶつけたそうです。
左リヤドアと左タイヤハウスに擦り傷とヘコミがあります。
ディーラーで見積りしてもらったら、金額が高かったので、少しでも安く修理出来るところはないかとネットで調べて当店にご来店されました。
実費での修理だったので、左リヤドアを交換、左クォータパネルは板金で修理することになりました。

では作業内容を紹介していきます。

画像で分かるように、かなりの損傷です。
バックで衝突しているので、リアドアはめくれて全体的にひずんでいます。
まずタイヤハウスの凹みを板金します。
新品の左リヤドアを取り付けてみて、タイヤハウスの高さや隙間が元通りになるように板金します。

サンダーというエアー工具で塗装を削ります。
そこにスタッドを溶着(溶接)させます。

それをチェーンブロックで引っ張り元の形に板金します。
うまく引っ張り出して板金する事が出来ました。
リヤドアとの隙間も上手く板金できました。

板金したところより広くサンダーで削り、剥離部分の塗装の段差をなめらかにします。

粘土のようなパテを盛り付けます。

今回、タイヤハウスには角なんで強度のある”アルミパテ”を盛り付けました。
パテを乾燥させます。
パテを研磨して、整形します。
1回では平滑にならないので、パテの盛り付け⇒研磨を数回繰り返し、形をだしていきます。

形が整形できたら、サフェーサー(中塗り塗装)を塗布するために、マスキングします。

サフェーサーの目的としては
①目の粗いパテの上に直接上塗り塗装をすると、吸い込みがあるので、パテの跡が出てしまいます。それを防ぐため。
②パテ成形時についた粗いサンドペーパーのキズを埋めるため。
③防水・防錆。

新品パネルの左リヤドアにも当社はサフェーサーを塗装します。

新品パネルにサフェーサーを塗装することにより、より仕上がりが良くなり、長く維持できます。

サフェーサーを乾燥させた後、タイヤハウスの最終的な塗装面を出すために、細かいサンドペーパーで水研ぎします。
左リヤドア、左クォータパネル全体を３０００番手のペーパーで足付けします。

このお車の色はダークブルーパール「Ｍ２Ｙ」というカラーナンバーで２コートパールになります。
カラーサンプルのデータを元に、車体色と同じになるように調色します。原色を１０種類程度調合して色を作ります。

車を塗装ブースの中に移動し、左クォータパネル以外の部分に塗装がかからないように、紙やビニールなどでマスキングします。

調色で出来た塗料を吹き付けて塗装します。

上塗り塗装が終わったら、強制乾燥させ硬化させます。
左リヤドアを取り付け、ポリッシング（磨き）します。
部品の作動確認をし洗車して完成しました。