諫早市のキズと凹みの板金修理塗装　ワゴンＲスティングレー

2015年10月30日 2022年8月28日

ueda

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今回、ワゴンＲスティングレーの板金修理塗装の仕事が、諫早市のお客様から依頼がありました。

風の強い日に、駐車していたら、隣に停めていた車のドアが強風であおられて開いて、ドアにヘコミが出来たようです。
台風の時などによくあるケースです。
相手の保険で修理することになりました。

では作業内容を紹介していきます。

画像ではわかりにくいですが、右リヤドアにヘコミがあります。
濃い色ではこのくらいのヘコミが非常に目立ちます。
まず右リヤドアの内張りを取り外して、凹みの裏側に手が入るようにします。
ハンマーと当て盤を使って丁寧に鉄板を延ばさないように板金します。
板金が終わったら、板金したところより広くサンダーで削り、剥離部分の塗装の段差をなめらかにします。
粘土のようなパテを盛り付けます。

パテを乾燥させます。
パテを研磨して、整形します。

形が整形できたら、サフェーサー(中塗り塗装)を塗布するために、マスキングします。

サフェーサーの目的としては
①目の粗いパテの上に直接上塗り塗装をすると、吸い込みがあるので、パテの跡が出てしまいます。それを防ぐため。
②パテ成形時についた粗いサンドペーパーのキズを埋めるため。
③防水・防錆。

サフェーサーを乾燥させた後、最終的な塗装面を出すために、細かいサンドペーパーで水研ぎします。
右リヤドア全体を３０００番手のペーパーで足付けします。

今回、このお車の色はミステリアスバイオレットパール「ＺＥＤ」というカラーナンバーで２コートパールになります。
パッと見では、ただのブラックに見えますが、太陽光線が当たるとパールの輝きがキラキラして、紫色っぽく見れる色です。
非常にかっこいい色で、人気があります。
カラーサンプルのデータを元に、車体色と同じになるように調色します。原色を１０種類程度調合して色を作ります。

右リヤドア以外の部分に塗装がかからないように、紙やビニールなどでマスキングします。
塗装ブースの中で調色で出来た塗料を吹き付けて塗装します。
上塗り塗装が終り、乾燥硬化後にポリッシング（磨き）して、取り外した内張りを取り付けます。